第39回からは、
小学5年生の時に教会に初めて来て、いじめや淋しさから救われ、
26歳になった今、その幸せを小さな子どもたちに伝えたいと
子どもたちの働きのスタッフをしている
奈津子ちゃんのお話をお届けします。
〈ちゃんと向き合うと通じるんだ!〉
最初は、子ども好きだから子どもに仕えていた私でしたが、「子どもはロボットじゃない。子どもも人格的な存在だから、人格を認めて関わること」など、子どもへの接し方も聖書から教えてもらうようになりました。それから子どもに仕える姿勢が変わってきたと思います。
私は特に、幼稚科の自閉症の男の子に関わっていました。会うたびに泣かれるし、落ち着いたと思えば大泣きされる…の繰り返しでした。私は、言葉は通じなくても人格的に向き合ってみようと思い、その子をひざの上に置き、話しかけ、イエスさまがしたように祝福のお祈りをしました。するとピタッと泣き止むではありませんか。ちゃんと向き合うと通じるんだ!と感動しました。
また、話しかけても目も合わせてくれないし、悪いことをして注意すると私の手を噛んできたこともありました。正直、何度かキレそうになりましたが、悪いことは悪いと本気で教え、イエスさまと同じように人格的につきあっていくようにしました。すると、だんだんその子が変化しはじめました。そんなある時、いつものように挨拶すると、チラッと目を合わせて照れくさそうに私を見てニコッと笑ったのです。初めてのことでした。私はうれしくてうれしくて、この働きを続けてよかったと思いました。
多くの人は、子どもを自分の言いなりに育てようとしてしまうけど、子どもには子どもの気持ちがあるから、それをちゃんと聞いてあげること、そして理解してあげることをする必要があると感じます。
〈これからも神さまを伝えていきたい〉
最初は、子どもたちに好かれたくて、嫌われないようにしようとして子どもたちに合わせていたけれど、それは空しくて、子どもたちも離れていきました。でも子どもたちがみことばによって、人格的に関わることで変化していくのをいっしょに経験できると知った今は、楽しくてこの働きはやめられません。
私はイジメを通して教会に来て、神さまのことを丁寧に教えてもらって、神さまに出会ったことを嬉しく思います。神さまが一緒にいて守ってくれると経験したことや、神さまを信じる自由と喜びを、この大変な時代に生きる子どもたちに伝えていきたいです。
私のように、人からの愛を感じずにいる子どもたちや、学校ではいじめにあってるのに、その叫びを聞いてくれる大人もいない、生きる目的を知らない、どこに希望を置いていいかわからない子どもたちがたくさんいます。だからこそ子どもたちと真正面から向き合って、愛していく人が必要です。「子どもたちをわたしのところに来させなさい」と神さまが言っているように、彼らの心の渇きを満たすことができるのは、神さまだけだから、その神さまのもとに子どもたちを連れていく働きをこれからも続けていきたいと思います。
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「淋しさから救われた幸せ。」:終了
ありがとうございました。








